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南国の空と海

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    南国の空と海です (フリーサイトからの転載;http://www.kabelink.com/)。

東北の秋

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    東北の秋を下記のサイトから借用 http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/kyouken/WebLibrary/touhoku/index.html

福井の冬

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    福井市のHPより転載しました。 表紙は養浩館です。

福井の春

  • Photo
    福井の桜です。 表紙は丸岡城の夜桜です。

2016年11月28日 (月)

EBR & GZR

近々本邦で発売される抗HCV薬-DAAであるEBRとGZRの国内でのフェーズ2とフェーズ3のデータです。全体として314/324=96.9%の有効率で、効果を認めなかった症例はやはりNS5A領域の変異のあった症例だったとのことです。両剤とも肝排泄でC-SURFER研究の結果からはHD患者にも安全に使用できるので、HD患者へ今後は第一選択薬となりそうです。J Gastroenterol. 2016 Nov 21. [Epub ahead of print]

Ebr_gzr

2016年11月20日 (日)

CERA aministration interval

大門先生のCERAの投与間隔に関する文献がRRTの11月2日号に掲載されていました。当院でも現在CERAは2週に1回投与です。経済的には変更後6か月では4週に1回でとんとんで変更後12か月でようやく少し有利という結果でした。RRT2016_Nov_2

Cera_ai

2016年11月18日 (金)

MM & Elotuzumab

最近多発性骨髄腫(MM)の治療薬が多数出てきましたが、その内抗体製剤であるElotuzumabに関するNEJMの昨年のPhase3文献です。2年生存率がLenalidomide+Dexamethasoneのみと比べこの2剤とElotuzumab併用で41%(前者は27%)と良好なデータであったというものです。最近Drug lagは短くなって来ているようです。なおElotuzumabの作用機序は、非常にユニークで抗PD-1抗体様の機序です。N Engl J Med. 2015;373:621-31.
Elotuzumab

Aslamf7

HCV & RTx

腎移植患者で代償性C型肝硬変症を呈した症例へのDCV/ASVで治療した1例報告と文献的考察の私の文献です。日本透析医学会の第2の英文誌RRTへ投稿したものです。PubMedにはまだ掲載されない雑誌ですRRT2016_Nov_14.
「RRT2016_2_61.pdf」をダウンロード

Rtx_dcvasv

2016年10月24日 (月)

Vadadustat, HIF stabilizer

HIF stabilizerであるVadadustatのCKD G3a-5に対するフェーズ2bの二十盲検試験です。VadadustatはエンドポイントであるHb≧11g/dlを満たしたのは54.9%でプラシボでは10.3%であったとのことです。有害事象は両者で差はありませんでした。またESAと異なりVadadustatを含めHIF stabilizerは直接Hepicidinを低下させ鉄代謝を改善させるというすばらしい効果があります。今後ESAかHIF stabilizerが主流となるか目が離せません。Kidney Int. 2016;90:1115-1122.

Hif_stabilizer

2016年10月22日 (土)

Current and Emerging Therapies for Lupus Nephritis

ループス腎炎に対する現在および新規治療薬の総説です。現在ループス腎炎の治療の標準はステロイドとサイクロホスファマイド(IVCYを含む)ですが、なお30%の症例がESRDとなると著者は述べています(当院では2人がHD、1人がCKD G4が1人で30%は多いと思いますが…)。このような中別紙のような治療が検討されてますが、FDAが認可しているBelimumab以外は厳しい状況のようです。J Am Soc Nephrol. 2016;27:2929-2939.

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2016年10月21日 (金)

Romosozumab Treatment in Postmenopausal Women with Osteoporosis.

閉経後の骨粗鬆症を有する女性に対するRomosozumab(Sclerotinに対するモノクロナール抗体)の効果を検討したPhase3の二十盲検試験です。Sclerotinは骨細胞が産生する骨芽細胞の働きを抑制する蛋白です。この蛋白をブロックするRomosozumabはそれまでの検討より骨形成が促され、骨吸収が抑制されることが分かっています。いままで骨形成が促される薬剤はPHT製剤しかありませんでしたが、Romosozumabは二面性を有し、かつ1か月に1回の皮下注射でよい抗体製剤です。今回の検討はこのRomosozumabを12か月投与しDenosumab投与12か月に移行した例で骨折のリスクが低下し、骨密度も有意に増加したという素晴らしい結果でした。副作用としては、いずれも稀でしたが、蕁麻疹などの皮膚症状が主でした。また2例に顎骨壊死、1例に大腿骨の非定型骨折を認めました(3,581例投与中)。透析患者では、骨粗鬆症は重大な合併症で、最近Denosumabを使用した報告が本邦から相次いで出ています。今後はRomosozumab-Denosumab療法が主流となるかもしれません。N Engl J Med. 2016;375:1532-43.

Romosozumab_sclerotin2

2016年10月20日 (木)

DCV&ASV to hemodialysis patients

私の透析患者さんへのDCV&ASVの文献が要約正式にUpされました。北海道大学と大垣市民病院より投稿したのは先でしたが、最初の投稿受け取りから1年2か月掛かってしまいました(エディターとのやりとりで)。肝臓学会が透析患者を含めたCKD患者のHCV感染は治療すべきというGLを出しましたので、この分野は先へ進みそうです。Ther Apher Dial.2016;20:462-467.
Dcvasv_hd

2016年10月19日 (水)

究極のHCV治療?

HCV感染治療の究極のDAA治療となるか?(ABT-493(NS3/NS4PI)&ABT-530(NA5A-I))のフェイーズ2の結果です。Pangenotypeの薬剤ですが、両者とも肝臓で代謝されフェーズ3ではCKD患者も組み込まれる予定です。現時点で透析患者を含め最も期待されるDAAの組み合わせです。Gastroenterology. 2016 Oct;151(4):651-659.e1. doi: 10.1053/j.gastro.2016.07.020. Epub 2016 Jul 25.

なお透析医学会のHCV治療GLでは5年以上の生命予後が期待される患者さんへ治療を考慮とされていますが、昨年のHepatlogyでは一般患者では、HCV関連以外で1年以内で死亡する確率がない患者さんは全例治療の対象とされています。透析患者さんで5年の生存の予測は不能で私は、全透析患者のHCV-RNA陽性者は、治療されるべきと考えます。


Abt493abt530

2016年9月14日 (水)

Treatment approaches for IgG4-related disease

Stone氏のIgG4関連疾患に対する治療戦略の文献です。彼の主張はIgG4関連疾患にはステロイドが頻用されるが、ステロイドでは減量の時点での再発率が高く、その副作用も無視できないとのことです。そこで次の戦略としてB細胞へのアプローチであるRTXや次世代のXmAb5871(Fc-gamma-RⅡb高親和性を持った抗CD19抗体)が有用というものです。ANCA関連疾患でも導入にRTXを積極的に使用しようという動きがあり、ステロイドを使用しても腎の部分的萎縮(線維化の進行)を認める例もあることから一考すべき治療法かもしれません。図も表もない短い文献で本文の結論を示します。Clin Exp Rheumatol. 2016 Jul-Aug;34(4 Suppl 98):66-8. Epub 2016 Jul 20. 「Conclusions.pdf」をダウンロード

2016年9月 7日 (水)

IgA1 Protease & IgA Nephropathy

マウスのIgA腎症モデルに対しIgA1 Proteaseを投与し、IgAの沈着と血尿の改善をみたとする文献です。蛋白尿が減少してないのが気になるとのヒトへの応用は困難だと思います。しかしIgA腎症にIgA1が重要な役割を果たしていることが、マウスのIgA腎症モデルでも確認されました(フランスのINSERM)グループの報告)。J Am Soc Nephrol.2016;27:2622-9.
Iga1p

2016年9月 6日 (火)

SSc-ILD & Prifenidone

先日金沢大学皮膚科の竹原教授の講演があり、SSc-ILDに対するIVCYの話がありました。しかしIVCYに関してはまだ結論が出てないようです。次に期待されたImatinibも良い結果はでませんでした。今回の文献(LOTUSS研究)は我が国でも特発性肺線維症に保険収載となったPrifenidone(ピレスパⓇ)の効果と副作用を調べたものです。MMFとの併用が有用で、ゆっくり増量すると副作用が少ないという内容でした。J Rheumatol.2016;43:1672-9.
Pirfenidonesscild

2016年9月 5日 (月)

Resistance to PD-1 Blockade in Melanoma.

3か月ぶりのブロクの更新で、今後まじめに今週の文献紹介をしたいと思います。最初は国が滅びるかもと言われたオプジーボ(PD-1 Blockade)の後天的抵抗性が何故起こるかという文献です。従来のB2Mのlossに加えJAK1とJAK2の変異が関与しているという内容です。今後この領域はさらなる進歩がありそうですが、皆が納得する薬価を付けていただきたいものです。N Engl J Med.2016;375:819-29.
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2016年6月20日 (月)

Immunosuppressant-induced reduction of proteinuria in IgAN

現在正解のIgA腎症の臨床研究を引っ張っているドイツのJürgen Floegeらの総説です。IgA腎症では蛋白尿が最も信頼できる予後のマーカーと考えられているが、果たしてIgA腎症の予後を改善するかどうかの臨床的トライアルが不足しているという指摘です。またIgA腎症に対するステロイドは蛋白尿を減少させ、予後を改善する可能性があるが、有害事象を増大されるリスクがあるという指摘です。我が国での扁摘・パルス療法での有害事象は極めて少ないという印象ですが ・・・ Nat Rev Nephrol. 2016;12:380-2.
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Rituximab vs TNF-I for RA

関節リウマチ患者への生物学的製剤としてRituximab(n=144)とTNF inhibitor (n=151)の効果と副作用に関してしらべたORBIT研究の結果です。結果はRituximabはTNF inhibitor治療に比し非劣性を示し、費用に関してはRituximabの方が少なくすんだとの結果でした。今までに報告がすでにあっても良さそうですが、RituximabとTNF-Iの比較的大規模な比較試験の結果は、初めてだそうです。日本ではRituximabがRAに認可されるのは困難だと思います。後点滴時間が長いとかinfusion reactionやHBV活性化などのハードルがあります。Lancet. 2016 May 16. pii: S0140-6736(16)00380-9. doi: 10.1016/S0140-6736(16)00380-9. [Epub ahead of print]
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2016年6月19日 (日)

Empagliflozin & DM-CKD

2か月くらいブログの更新をさぼっていました。再開します。

EMPA-REG OUTCOME Studyのサブ解析の結果です。Empagliflozin投与された糖尿病CKD患者への結果でEmpagliflozin投与群のほうがプラセボ群に比し腎予後が良好であったという内容です。しかしながら両群でのアルブミン尿には差がなかったとのことです。Empagliflozinが心不全に有効であったという内容に次ぐgood newsでこれがClass effctかDrug effectが今後の課題であり、またその作用機序も明らかにされるべきです。N Engl J Med. 2016 Jun 14. [Epub ahead of print]

Empagliflozinckd

2016年4月25日 (月)

Guillain-Barré Syndrome & Zika virus

小頭症などの先天性奇形発生で有名になったジカ・ウイルスとギランバレー症候群の関係を示した文献です。文献はポリネアのものですが、他にブラジルやサルバドルやコロンビアなどでの報告があるようです。過去のデング熱感染を合併している症例が多いようですがIgM抗体が高値であるのはジカ・ウイルスです。Gbszika


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私の透析患者さんへのDCV&ASV投与の文献がPubmedに掲載されました。透析患者のHCV感染治療のfirst choiceは日本ではDCV&ASVになりそうです。Ther Apher Dial. 2016 Apr 21. doi: 10.1111/1744-9987.12407. [Epub ahead of print]

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2016年3月31日 (木)

IMD1-53 & Kloth & vascular calcification

IMD1-53(Intermedin1-53;a calcitonin/calcitonin gene-related peptide)がKlothを増加させることで血管の石灰化を抑制するというラットを使用したモデルで提示した文献で非常に興味深いと思います。実験ではIMD1-53を持続皮下注射しておりこの点が臨床応用する時のネックとなりそうです。Kidney Int.2016;89:586-600.

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Baricitinib in Patients with Refractory RA

DRMARsや生物学的製剤に抵抗性のRA患者へのBaricitinib(選択的JAK1,JAK2阻害薬)のフェ-ズ3の結果です。Baricitinibの高容量4mgでACR-20, HAQ-DI. DAS-28-CRPがプラセボや2mgより有意に改善しているという結果でした。副作用はやはり4mg群で多く重篤なものはamg群で10%、2mg群で4%、プラセボで7%でした。4mgの内訳は皮膚の悪性腫瘍や致死的脳血管障害などです。すでに発売されているゼルヤンツ ®(JAK1,JAK2, JAK3, Tyk2阻害薬)との優劣はいかがなものでしょうか?N Engl J Med.2016;374:1243-1252.

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2016年3月27日 (日)

STOP-IgAN

IgA腎症に対する、集中的な保存療法(RAS阻害薬を投与し、血圧を厳密にコントロールし、禁煙指導や腎毒性のあるNSAIDsの使用を避けるなど)の群と免疫抑制療法群(PSL40mg/日→徐々に減量し7.5mg/日+cyclophosphamideを1.5mg/kg/日、3か月投与後azathioprineを1.5mg/kg/日を3年間投与)を対比したSTOP-IgANトライアル(現在IgANで世界的に最も発言力のあるドイツのJürgen Floegeらのトライアル)の結果です。結果は皆の期待を裏切って、免疫抑制療法群で蛋白尿減少や腎機能保持の優位性は認められず、むしろ感染症などの有害事象が多かったとする内容です。著者らは免疫抑制療法で良好な結果を得られた群のもっと長期の経過を追う必要などのコメントをしています。個人的にはこのトライアルでの免疫抑制療法の量と質は日本で行われているものに比し多いのではないかという疑問があります。N Engl J Med.2015;373:2225-36. この内容はNat Rev Nephrol. 2016;12:61. にも取り上げられています。

Stopigan

Renal involvement in primary Sjögren syndrome

シェーグレン症候群に伴う腎病変の総説です。尿細管間質性腎炎が最も多く、糸球体病変は稀です。糸球体病変としてはMPGN、MNが多いとされています。尿細管間質性腎炎は気づかれず放置され進行したCKDに至ることもあり要注意です。Nat Rev Nephrol.2016;12:82-93.

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New treatment for hepatitis C in CKD, dialysis, and transplant

高度のCKDやHD患者、移植患者での新しい(DAA)HCV感染治療に関する総説です。以前紹介したC-SURFER研究を行ったFabrizio Fabriziらの文献で、現在進行中のトライアルが記載されています。表のDCV/ASVのトライアルは韓国で行われているとのことです。Kidney International 2016;http://dx.doi.org/10.1016/j.kint.2016.01.011.

なお肝炎ウイルス肝炎研究財団より透析患者のHCV治療の第1選択としてDCV/ASVが取り上げられました。http://www.vhfj.or.jp/04.support/index.html

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Living Kidney-Donor

生体腎移植のドナーの腎不全になるリスクに関しての文献です。以前は、生体腎移植のドナーは腎不全になるリスクが少ないという報告が多かったのですが、最近の統計的手法を用いると生体腎移植のドナーは腎不全になるリスクが高い(3.5~5.3倍のリスク)という報告です。特に黒人男性のリクスが高いようです。今後はこのような内容も真摯に伝えるべきでしょう。N Engl J Med.2016;374:411-21.

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2016年2月21日 (日)

Src & Renal fibrosis

Src チロシナーゼが腎線維化に重要な役割を果たしており、その選択的阻害薬であるPP1が線維化を抑制する可能性があり、CKD治療薬として使用できるのではないかという文献です。PP1がScrを抑制しその下流のSmad3, EGFR, STST3, AKTの活性化を抑え、線維化抑制に作用するとのことです。肺線維症ではやはりチロシナーゼを抑制するNintedanib(オフェブTM)が本邦でも昨年7月に認可されています(1か月39.5万円かかる)。CKDは極めて多い疾患なので、素晴らしい薬でも薬価が余りに高いと ・・・ Kidney Int.2016;89:68-81.

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おすすめの本

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    Zhou D'Agatiらの腎病理の本です。残念ながらIgG4関連腎疾患はまだ記載されていません。
  • Recent Advances in IgA Nephropathy
    IgA腎症に関する新刊です。香港のKar Nengi Laiという人の編集で移植腎での再発IgA腎症(香港のBo先生)、掘田先生の扁摘パスル療法、順天堂大学の鈴木先生の実験モデルなど27の論文がまとまってあります。
  • Heptinstall's Pathology of the Kidney 6th Ed.
    Heptinstallの腎病理の最新版です(カラー版)。 画像は下記のD'Agatiらの成書の方がきれいだと思います。
  • Non-Neoplastic Kidney Diseases
    D'Agatiらの比較的新しい腎組織の本です。 ARP Press 2005.

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